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# Daily Life of a Forestry Girl: Hokkaido] Communicating the preciousness of time spent in contact with forests and trees061

Updated by 『森林循環経済』編集部 on June 25, 2025, 11:42 AM JST

Editorial Board, Forest Circular Economy

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We aim to realize "Vision 2050: Japan Shines, Forest Circular Economy" promoted by the Platinum Forest Industry Initiative. We will disseminate ideas and initiatives to promote biomass chemistry, realize wooden cities, and encourage innovation in the forestry industry in order to fully utilize forest resources to decarbonize, strengthen economic security, and create local communities.

北海道は都道府県で最も広い森林面積を誇り、林業が盛んな地域です。特に北海道産のトドマツやエゾマツは軽さと加工性の良さ、木目の美しさが評価されており、建築材や家具材として高い需要があります。多様で質の良い樹種が育つ一方、冬の寒さは厳しく、作業環境は過酷です。そんな条件の中でも、力強さと繊細さを併せ持つ「林業女子」たちが着実に活躍の場を広げています。
本記事では、北海道を中心に活動する林業女子のInstagramアカウントを5つご紹介します。それぞれのアカウントでは、彼女たちの日常や仕事中のリアルな姿、地域との関わり、季節ごとの森の移り変わりが発信されています。林業女子ならではの視点が感じられる投稿を通して、北海道の森と林業のリアルな魅力に触れてみてください。

北村林業女子部(@foresty.maako)

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北海道十勝郡浦幌町で造林・造材を行う北村林業の女子社員が運営する「北村林業女子部(@foresty.maako)」は、林業に携わる女性たちの仕事や日常を発信しているアカウントです。伐採や植樹、森林管理といったハードな作業風景はもちろん、季節ごとに変わる森の表情や仲間との交流も紹介されており、北海道の自然の豊かさを楽しみつつ林業に励んでいる林業女子の頼もしさが感じられます。

さらに、ハイライト投稿には、「−14℃」という天気予報とともに「寒かった」と一言。たった1つの投稿からでも、北海道ならではの過酷な環境がひしひしと伝わってきます。一方で、破れたズボンを自ら縫い合わせる様子など、思わずクスッと笑ってしまう投稿もあり、等身大の林業女子の姿を知ることができます。

道南森づくりの会(@dounan.mori.kai)

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「道南森づくりの会(@dounan.mori.kai)」は、北海道道南地域で森林整備や林業体験イベントなどを行う団体です。建築業界で長年活躍してきた双子姉妹が在籍しており、植樹や伐採、森の保全作業に加え、木工体験やクラフト作りなど、多彩なプログラムを実施しています。

Instagramでは、地域の子どもたちや一般の人々に向けた活動の様子も発信されており、林業を身近に感じられる内容が魅力です。参加者の楽しそうな表情からは、森とふれあう時間の尊さが伝わってきます。また、地域と森、そして人と人とのつながりを育む姿勢が、画面越しにも温かく感じられます。林業に興味がある方はもちろん、自然とともにある暮らしに関心のある方にもおすすめのアカウントです。

冨山商店(@tomiyama_shouten)

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「冨山商店」は北海道の十勝池田町と士幌町で製材・木材販売・家具製作を手掛ける木材のプロフェッショナル集団です。Instagramでは若手代表の冨山美月さんが登場し、同店の看板商品の一つである白樺樹皮シートの伐採・加工方法が丁寧に紹介されています。

そのほか、製材現場でのダイナミックな仕事風景からは、木を削る音や香りが伝わってきそうなほどの臨場感があります。整然と並ぶ木材や皆伐跡地の空にかかる虹など、北海道ならではのスケール感のある写真も見どころです。投稿の端々からは、自然や木に対する深い敬意と、ものづくりへの誇りが感じられます。さらに、調査中に出会ったという子狸の動画といったほっこりする投稿もあり、林業の現場がぐっと身近に感じられるでしょう。

HIKOBAYU(@hikobayu)

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「HIKOBAYU(@hikobayu)」は、蒸留したトドマツの精油を提供しているブランドです。Instagramでは、植樹・間伐などの森林整備の現場のほか、木工ワークショップや森でのコミュニティ活動の様子も紹介されています。自然とふれあう穏やかな時間や、オーガニックギフト、地域イベントの風景などからは、森を暮らしに取り入れるライフスタイルをのぞくことができます。

さらに注目したいのは、女性ならではの視点で切り取られた温かみのある森林の写真や、心にすっと染み入るコラムの数々。その柔らかい語り口からは、「林業女子」の新しい可能性や多様な働き方が見えてきます。これから林業に関わりたい女性や自然と共に生きる暮らしに関心のある方にも、そっと寄り添ってくれるようなアカウントです。

株式会社minotake(@mntk.jp)

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「株式会社minotake(@mntk.jp)」は、北海道池田町を拠点に、森林資源を生かしたものづくりや空間づくりを行っているチームです。アカウントには、地域おこし協力隊としても活躍する林業女子・福家菜緒(ふけなお)さんの姿も登場し、森と共に暮らすリアルな日々が丁寧に綴られています。

間伐や植樹といった現場作業に加え、地域材を活用した建築やイベント出展、地域の方々とのふれあいの様子など、多岐にわたる取り組みも発信され、「木を伐るだけではない林業」のあり方や、地域と自然をつなぐ仕事のやりがいが伝わってきます。また、新緑のまぶしい森、赤く色づくミズナラの大木、あたり一面の雪景色など、北海道の豊かな四季が感じられる写真も印象的です。地域に根ざした暮らしに関心のある林業女子に、ぜひフォローしてほしいアカウントです。

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