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森林空間を活用した起業・事業化を支援 「森と未来 サステナブルアワード2025」で次世代ビジネスアイデアを募集079

Updated by 『森林循環経済』編集部 on June 14, 2025, 9:22 PM JST

『森林循環経済』編集部

Forestcircularity-editor

プラチナ森林産業イニシアティブが推進する「ビジョン2050 日本が輝く、森林循環経済」の実現を目指します。森林資源のフル活用による脱炭素・経済安全保障強化・地方創生に向け、バイオマス化学の推進、まちの木造化・木質化の実現、林業の革新を後押しするアイデアや取り組みを発信します。

一般社団法人森と未来は「森と未来 サステナブルアワード2025」で「森林の空間価値」をテーマにしたビジネスアイデア・事業プランを幅広く募集。起業家やスタートアップによる自由で創造的なビジネス創出を応援する。エントリー期限は8月17日。

コンセプトは「森と描く100年後の未来」

本アワードは、森とともに生きる未来を実現するため、森林の新しいビジネスへの挑戦者を応援する場として生まれた。応募対象者は、すでにビジネスとして森林空間の活用に取り組んでいる、または明確なビジネスアイデアがあり事業化に向けた具体的な準備段階にある者。日本国内外を問わず、個人・学生・企業・自治体・団体など誰でも応募できる。

募集テーマは、①森林の場を活用した取り組み ②都市と山村がつながる取り組み ③環境問題が改善される取り組み ④人々の豊かさを育む取り組み の4つ。いずれかに該当し、森林空間を活用した具体的な取り組みが審査対象となる。受賞した場合は、森と未来および協賛各社によるチームから支援やビジネス促進のサポートを受けられる。

日本は世界有数の森林資源に恵まれるが、時代や社会情勢の変化に伴い森林循環の仕組みが揺らいでいる。これまでは木材など「資源」としての森林活用が中心だったが、近年ではウェルビーイングに対する社会的な関心の高まりなどを背景に「人が訪れ、過ごし、体験する空間」としての森林に新たな価値が見出され始めている。豊かな森林資源を次世代へ継承するためには、経済活動を通じた森林の保全や活用の取り組みを評価する仕組みは重要だ。自由で創造的なアイデアが森林と人の関わり方に革新を促し、健全な森林循環の再構築につながることが期待される。

■参考サイト
森と未来 サステナブルアワード2025

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