Updated by 『森林循環経済』編集部 on November 01, 2025, 12:05 AM JST
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プラチナ森林産業イニシアティブが推進する「ビジョン2050 日本が輝く、森林循環経済」の実現を目指します。森林資源のフル活用による脱炭素・経済安全保障強化・地方創生に向け、バイオマス化学の推進、まちの木造化・木質化の実現、林業の革新を後押しするアイデアや取り組みを発信します。
北國銀行は、木材流通事業を展開する森未来と、ポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)契約を10月31日に締結した。この融資は企業活動が環境・社会・経済に与えるインパクトを分析し、取り組みを支援するもの。森未来の事業は、木材調達基準の見直しや流通最適化による森林資源の持続利用、労働環境の改善など、環境・社会両面に好影響をもたらす点が評価された。
この評価およびインパクトファイナンス実施体系については、日本格付研究所(JCR)から国連環境計画の「ポジティブ・インパクト金融原則」に適合している旨の第三者意見書を取得している。

今回のPIF契約は、地方金融機関が主導し、森林資源に関わる地域企業の事業を評価し資金面で後押しするという点で重要な意義を持つ。環境負荷の低減と地域資源の持続的利用を促進し、地域経済に新たな価値を創造するためには、金融機関の積極的な関与が重要だ。地方金融機関による地域企業のサステナビリティ経営への支援は、地域社会の環境保全および持続的発展に大きく寄与する可能性を秘めている。