Updated by 『森林循環経済』編集部 on January 14, 2026, 12:42 PM JST
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プラチナ森林産業イニシアティブが推進する「ビジョン2050 日本が輝く、森林循環経済」の実現を目指します。森林資源のフル活用による脱炭素・経済安全保障強化・地方創生に向け、バイオマス化学の推進、まちの木造化・木質化の実現、林業の革新を後押しするアイデアや取り組みを発信します。
林野庁は、森林・林業分野における新技術の開発・実装を加速させるべく、2月3日・4日に、都内で2つのシンポジウムを開催する。デジタル林業を実践する先進事例を共有する「森ハブシンポジウム」と、最新の林業機械や木質系新素材の開発・実証に焦点を当てた「スマート林業機械・木質系新素材シンポジウム」だ。産官学の多様な知見を共有することで、安全性や収益性の高い林業の可能性を探る。
初日の「令和7年度森ハブシンポジウム~地域ぐるみで実現する林業の未来~」では、デジタル林業を実践する先進地域の取り組みや異分野との連携・協業に関する講演や報告、トークセッションなどが行われる。第1部では、林業イノベーションの核となる「森ハブ」の活動展望が示される。
続く第2部では、デジタル技術を活用した林業地域拠点の作り方をテーマとし、実際の現場における先進事例に焦点が当てられる。具体的には、デジタル技術を活用した林業地域拠点の構築手法や、原木流通を最適化するための活性化策などが紹介される予定だ。地域ぐるみで林業の未来を設計するための実践的な知見の共有が期待される。
2日目の「令和7年度スマート林業機械・木質系新素材シンポジウム~新技術の開発・実証が拓く林業の未来~」では、木質系新素材、林業機械、安全確保を軸とした講演や報告が予定されている。現場の課題解決に直結するハードウェアの開発動向と、新素材が紹介される。改質リグニンの材料リサイクルや非レーヨン系竹綿糸といった木質系新素材の実証報告は、森林資源を化学産業や繊維産業へと繋ぐ新たな回路を示すものであり、スマート機械は過酷な林業現場の安全確保と省力化に大きく寄与する技術として注目だ。
さまざまな知見が交差する今回のシンポジウムは、森林・林業における新技術が社会実装へと向かうための貴重な時間となるに違いない。


■各シンポジウムの概要
令和7年度森ハブシンポジウム
日時:2026年2月3日(火)13時00分〜17時15分
場所:TKP市ヶ谷カンファレンスセンター8階大ホール
令和7年度スマート林業機械・木質系新素材シンポジウム
日時:2026年2月4日(水)10時15分〜16時25分
場所:主婦会館プラザエフ7階カトレア