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【#林業女子の日常】薪を割り、シイタケを育て、ジビエを味わう…林産物がひらく森との関わり方279

Updated by 『森林循環経済』編集部 on April 14, 2026, 8:20 PM JST

『森林循環経済』編集部

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プラチナ森林産業イニシアティブが推進する「ビジョン2050 日本が輝く、森林循環経済」の実現を目指します。森林資源のフル活用による脱炭素・経済安全保障強化・地方創生に向け、バイオマス化学の推進、まちの木造化・木質化の実現、林業の革新を後押しするアイデアや取り組みを発信します。

林業というと、自分とは縁の薄い世界だと感じる方も多いかもしれません。けれど、私たちは森林から得られる「林産物」に囲まれて暮らしています。薪や木工品、アロマオイル、きのこなどもそのひとつです。近年、林業の現場にも女性の参入は進みつつありますが、伐採や搬出といった現場仕事は体力を要し、まだまだハードルは高いです。しかし、“ものづくり”というかたちなら、森と関わる道はぐっと広がります。今回は、手仕事を通して、森の恵みを暮らしに届ける林業女子たちの活躍が見られるInstagramアカウントを5つ紹介します。

こもれび林業(@natsu_ki0820)

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島根県益田市・匹見町に拠点を置く、こもれび林業は、個人事業主の集まりとして地域の森づくりに携わる林業チームです。作業道の整備や伐採、間伐材の活用など、山の手入れから資源の循環までを一貫して手がけ、その様子をInstagramで紹介しています。

島根県は、スギやヒノキなどの木材だけでなく、シイタケ・ワサビ・山菜といった“特用林産物”が豊富な地域です。匹見町は清流と寒暖差のある気候に恵まれ、山菜の宝庫として知られています。こもれび林業の4月の投稿では、山菜の女王とも呼ばれるコシアブラを収穫したことが綴られています。

迫力のある伐採の現場だけが、林業ではありません。森の恵みを生かした“ものづくり”や林産物を通じて、女性でも自分らしいかたちで森と関わることができるのです。

対馬木材(@tsushima_mokuzai)

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対馬木材は、長崎県対馬市を拠点に、伐採から製材、そして薪づくりまで、森の恵みを無駄なく活かす地域密着の林業会社です。近年、キャンプやサウナ、薪ストーブの人気上昇とともに、薪の需要が高まっています。火を眺める時間の心地よさが見直され、森と暮らしをつなぐアイテムとして再び脚光を浴びているのです。

対馬木材の投稿では、アルバイトの女性が1本1本薪を割る姿が紹介されています。機械を使えば重労働もぐっと楽になり「林業の現場にも女性が関われるんだ」と気づかされます。

近年は機械の性能も上がり、女性でも林業の現場で活躍できる場が少しずつ広がってきました。力だけに頼らず、技術や感性を生かして森と向き合うという新しい林業のかたちが、対馬の地でも育まれています。

武藤林業(@mutouforestry)

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武藤林業は、山形県を拠点に活動する林業会社です。薪やスウェーデントーチ、木工品などの二次産業も手がけ、森の恵みを暮らしに活かす楽しさを届けています。

Instagramでは、迫力ある伐倒作業の様子が紹介され、チェーンソーを操る手元や木が倒れる瞬間の迫力に目を奪われます。さらにスウェーデントーチや焚き火、植木鉢を紹介する投稿からは、森から生まれたもので日常を彩る楽しさが伝わってきます。

また、椎茸の原木も販売されており、初心者でも手軽に挑戦可能です。自分の手で林産物を育てる体験を通して、森や木と身近に関わる楽しさを知れるのも、このアカウントならではの魅力です。

mocca(@since2020.mocca)

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兵庫県丹波篠山市の里山にある「mocca(モッカ)」は、カフェや木工ワークショップを通して森と人をつなぐコミュニティ施設です。“暮らしに木を加える”をコンセプトに、林業部、狩猟部、山活部など多彩な活動を通じて、自然と共に生きる豊かさを発信しています。

注目すべき投稿は、ジビエ料理です。ジビエは単なる珍味としてだけでなく、地域資源として近年再注目されており、個体数管理や森林の保全とも密接に関わっています。丹波の山々で獲れた命を無駄にせず、美味しくいただくことは、林業で手入れされた森の恵みを活かすひとつの方法でもあるのです。

mizukin farm(@mizukin_farm)

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熊本県菊池市で原木しいたけを育てる「mizukin farm」。熊本・菊池は清らかな水と寒暖差のある気候が特徴で、うま味の濃い原木しいたけの産地として知られています。

森の中で育まれる香り高いしいたけは、まさに“木の命をいただく”林産物です。栽培に使う原木はクヌギやコナラといった広葉樹で、植菌から収穫まで一年を通して自然と向き合い、気候や湿度を見極めながら丹念に育てられます。さらに、伐ったクヌギの葉を原木の下に敷くことで泥はねを防ぎ、やがて土へと還すという、森の資源を無駄なく生かす知恵が光ります。

投稿では、菌打ちの様子を公開。見た目には地味な作業ながら、ひとつひとつに根気と愛情がこもった大切な工程です。普段何気なく口にしているきのこも、こうした作り手の手仕事を知ると、より深く味わいたくなるでしょう。

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