豊かな経済生活を営むための装置として社会的共通資本(宇沢弘文)と森林の接続
現在、人類は二つの本質的な危機に直面しています。一つは、地球の生存基盤に関わるCO2問題(気候変動など)であり、これは私がプラチナ構想ネットワーク会長として「2050年カーボンニュートラル」を掲げ活動する根幹です。もう一 […]
私たちは日々、様々な法律や規制の中で生活しています。一見すると、これらのルールは私たちの行動を制限し、新しい挑戦を阻む「壁」のように感じられるかもしれません。しかし、私はそうは思いません。法律や規制は本来、社会を守り、人 […]
東京大学グローバル・コモンズ・センター (CGC)はこのほど、産学連携による「CGC-NBS協賛事業」を始動し、自然資本をバランスシート上に反映させる取り組み「Nature on the Balance Sheet」を開 […]
自然と共に新たな価値を生み出す起業家型人材「ネイチャープレナー」を育成・支援する「一般財団法人ネイチャープレナー・ジャパン」が、NPOや大学関係者など5者の合同発起により設立された。社会や経済に新しい風を吹き込む人材を増 […]
世界の森林は、減少と劣化が深刻な問題となっています(※1)。こうした現状に対応するため、国際社会では新たな規制や対策が導入されてきました。そのなかでも、2023年に欧州連合(EU)が採択した「欧州森林破壊防止規則(EU […]
北海道東川町で公設民営型の「丹丘(たんきゅう)蒸留所」が8月27日に開業した。地域の農産物や森林資源を生かした蒸留酒を製造・販売する。第1弾として、間伐材として調達したトドマツの葉と地元産の東川米を使ったクラフトジン「雪 […]
私はプラチナ構想ネットワークの会長として、また東京大学の元総長として、長年日本の未来を考えてきました。今、世界は激動の時代にあるからこそ、私たちが目指すべき社会像を明確にし、自分たちの国を強くしていくことが何よりも大切だ […]
国内外へ独自のアパレルを展開するphonemeは、未利用の間伐材を活用した「木糸(もくいと)」を用いたTシャツのクラウドファンディングをこのほど開始した。業界を横断する挑戦により、活用が進まない大量の間伐材問題や、アパレ […]
都市に暮らす人々が、どのように森林と関わっているのか──。国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所は、東京23区の住民5000人を対象に森林利用に関する大規模調査を実施し、その結果をこのほど公表した。過去1年間 […]
みずほリースとグリーンエルムは、自然循環型天然林がもたらす多面的価値と企業を結びつけるソリューション「Natural Forest as a Service」の提供に向け、千葉県市原市での実証を開始すると7月25日に発表 […]
日本がいま直面する国家的課題ー2050年カーボンニュートラル、地域の持続可能性、そして資源自給の確立。これらに共通して必要なのが、「循環」に基づく社会の再設計です。その鍵を「森」に見出しているのが、小宮山宏編著による新刊 […]
森林の価値を会計でどう「見える化」するか──。林業セクターが国際連携し、自然資本を企業経営に取り込むための世界初の共同プロジェクトを始動した。国際的な林業関連企業連合であるInternational Sustainabl […]
国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所は、森林土壌から放出される二酸化炭素(CO2)と吸収されるメタン(CH4)の測定を、従来の約7分の1の時間で行える新たな分析手法をこのほど開発した。広域かつ高頻度の観測が […]
木浴施設などを展開するFlavorは、天然無垢ヒノキに棲む天然納豆菌のみで発酵させた「えん天然ひのき納豆」を7月10日の「納豆の日」に発売した。同社のスパ施設で使用されたヒノキパウダーから作った堆肥で国産在来種の大豆を栽 […]
森林資源の循環的活用と自然共生型社会の構築に関心が高まるなか、「循環葬(R)」を監修するat FORESTは5月25日、大阪府の能勢妙見山にてペットと楽しむ自然共生イベント「WITH PET WEEKEND」を開催する。 […]