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Updated by 『森林循環経済』編集部 on September 25, 2026, 7:56 PM JST
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プラチナ森林産業イニシアティブが推進する「ビジョン2050 日本が輝く、森林循環経済」の実現を目指します。森林資源のフル活用による脱炭素・経済安全保障強化・地方創生に向け、バイオマス化学の推進、まちの木造化・木質化の実現、林業の革新を後押しするアイデアや取り組みを発信します。
秋の林業現場は夏の厳しい暑さがやわらぎ心身の負担が軽くなる一方で、朝晩と日中の気温差が大きく、服装や体調管理に気を使う季節です。間伐や搬出などの作業が続く山林で存在感を増しているのが「林業女子」と呼ばれる女性たちです。山林での作業や技術の習得に加え、森と地域をつなぐ活動などにも取り組んでいますが、仕事内容や働き方はまだ広く知られていないのが実情です。そこで今回は、秋の仕事や日常を発信するInstagramアカウントを5つ紹介します。
高知県佐川町地域おこし協力隊は自治体の協力のもと、林業や地域振興に取り組む隊員の活動を発信するアカウントです。佐川町は自伐型林業を後押しする支援環境が整っており、林業に挑戦したい女性にとって心強い地域といえます。
アカウントでは、重機や機材の活用、資格取得に向けた研修の様子など、未経験から技術を身につけていく過程が紹介されています。さらに、臨場感あふれる動画も公開され、実際の現場の空気を感じられる内容が多いことも魅力です。
9月の投稿写真には、秋のやわらかな光に包まれた山林を背景に、笑顔を見せる3人の林業女子の姿が写されています。和やかな現場の雰囲気が印象的で、楽しみながら協力して林業に取り組んでいる様子が伝わってきます。
万恵林業は、熊本県南部を拠点に林業事業を展開する会社です。県南部の秋は日中に残暑が残る一方、朝晩は早くから冷え込み、11月中旬には防寒着が手放せなくなります。アカウントには、珍しいきのこや生き物の様子、画面いっぱいに広がる紅葉など、自然の一部を切り抜いた投稿も多く、山の豊かさを身近に感じられるのも魅力です。
また、林業女子が長袖・長ズボンで安全対策を徹底しながら現場に挑む姿が投稿されており、林業の仕事の厳しさとリアルな現場の空気感が伝わる一枚となっています。自然の美しさと力強い現場の様子、その両方が感じられるアカウントです。
静岡県島田市にある兵庫親林開発のInstagramプロフィールには「林業に女子の力を!」という一文があり、女性の活躍を後押ししようとする姿勢が伝わってきます。更新頻度の高さも魅力のひとつで、継続的な発信は、林業という仕事の知名度や理解を少しずつ広げ、将来この道を目指す人の背中を押すきっかけにもなりそうです。
秋の森の中で林業女子が実践練習に取り組む投稿からは、思うようにいかず壁にぶつかりながらも、ひとつずつ経験を積んでいる様子がうかがえます。投稿に添えられた「大丈夫大丈夫」という言葉からは、そっと見守り、必要なときに手を差し伸べてくれる先輩たちの存在が感じられます。挑戦する人を孤立させない、あたたかな社風が伝わってくるアカウントです。
kaoriさんは、林業女子としての活動をはじめ、ハーフビルドやDIY、米や野菜づくりなど、多彩な暮らしを発信しています。林業を自然とともにある生活の一部として無理なく取り入れ、自分の「やってみたい」をひとつずつ形にしているような暮らしぶりに惹かれる女性は少なくないはずです。
kaoriさんが拠点としている千葉県の睦沢町は四季の移り変わりが比較的穏やかで、過ごしやすい地域です。秋には栗拾い、夏には梅シロップ作りなど、季節の恵みを楽しむ投稿も多く、山や自然が身近にある暮らしの豊かさが伝わってきます。一方で、特殊伐採の様子も紹介されており、趣味の延長ではなく、確かな技術を持って林業に向き合っている姿も魅力のひとつ。林業女子のリアルな日常を知りたい方はもちろん、里山暮らしに興味がある方にとっても見応えのあるアカウントです。
後藤里花さんは、岐阜県美濃市で2025年4月から森林分野の地域おこし協力隊として活動を開始した林業女子です。美濃市の秋は寒暖差が大きく、11月には山間部を中心に冬の入り口を感じさせる冷え込みが訪れます。
後藤さんは「まちと人と山の関わり方」を軸に活動し、「美濃市の中で伐採から製材まで体験する日」など、林業と人をつなぐ体験イベントも積極的にコーディネート。また、仕事風景に加えて、美しい自然を切り取った写真も多く、森と生きることを、もう少し身近なものとして感じさせてくれます。こうした取り組みが、未来の林業女子を増やすきっかけになっていくのかもしれません。
※イベントのお知らせ
森林女子の実践会議―森と地域をつくる女性たち移住・転職・起業で、自然とともに暮らしを再構築2026年10月16日(金)12:30〜14:00|オンライン