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森林文化の熟成Culture

森林との深い関わりの歴史が、日本人の精神文化や伝統文化を熟成させてきた

2.18Wed 2026

【神主の目線】森林循環の作法として、還流を取り戻す「惟神」の理

※前回のコラムはこちら【神主の目線】森林循環の作法として、「中今」の時間軸で過去と未来の責任の分断を超える 惟神――森を“モノ”から“理”へ戻す 惟神(かんながら)は、乱暴に聞こえてしまうかもしれませんが、「自然の理(こ […]

1.28Wed 2026

日本発祥の身近な割り箸が問いかける、国産材活用と森林循環の未来

地球環境問題がクローズアップされた1990年代から2000年代初頭、森林破壊や二酸化炭素発生などの問題は、「割り箸論争」に発展した。「健康な木々の伐採により作られている」、また、使い捨てが「森林破壊につながる」とする批判 […]

1.27Tue 2026

火薬庫と御料地が守った東京都心の森 歴史を語る自然教育園の古木たち

歴史的遺物が残る都心の森 東京の都心で、もっとも深い森はおそらく自然教育園の森であろう。自然教育園は、山手線の目黒駅から目黒通りを東に10分ほど歩いた場所、東京都港区白金台(しろかねだい)にある。国立科学博物館附属の施設 […]

1.23Fri 2026

「土地本来の森」への信念と国内外で積み重ねた植林実践 宮脇昭『植物と人間〜生物社会のバランス〜』を読む(後編)

※前回のコラムはこちら森林を放置したらどうなる…「潜在自然植生」という視点 宮脇昭『植物と人間〜生物社会のバランス〜』を読む(前編) ひとつの土地に注目すれば、さまざまな群落が、人間の活動を含めた外部環境と相互に関係しな […]

1.22Thu 2026

【神主の目線】森林循環の作法として、「中今」の時間軸で過去と未来の責任の分断を超える

森を「資源」と呼んだ瞬間から、循環は壊れはじめる 森は木材を生み、経済が回ります。けれど神道の眼差しにおいて、森はまず“場”であり、関係性の器であり、見えない秩序が宿る境界です。例えば、神社の鎮守の森に足を踏み入れたとき […]

1.21Wed 2026

森と海の生命循環 ― 回遊マスの物語に見る「水を読む力」

2025年12月、私は1冊のネイチャーライティングを訳した。『マスが語る、川の記憶――水辺の生き物と森と人類のつながり』である。水環境の現実を描き、心惹かれる科学エピソードも満載したこの本の著者は、フランスの人気作家で生 […]

1.14Wed 2026

樺太・敷香に築かれた人絹パルプ産業都市 若き森林テクノクラートたちの足跡を訪ねて

今は少し行きにくくなってしまったが、ロシアがウクライナに理不尽な戦争を仕掛ける前、2015年の夏にサハリンを訪れたことがある。稚内からサハリン南部の港町コルサコフ(旧・大泊)まで、宗谷(ラ・ペルーズ)海峡を越え、159k […]

12.24Wed 2025

「身体に木が触れる」感覚を取り戻す―日本の生活文化における恩恵と現代社会での循環

日本は古来より、国土の約7割を森林が占めるという環境の中で、木と深く関わりながら生活文化を築いてきました。日本にとって木というものは資源としてだけではなく、生活の基盤でもあり木材の利用は生活のあらゆる場面にありました。ま […]

12.19Fri 2025

森林を放置したらどうなる…「潜在自然植生」という視点 宮脇昭『植物と人間〜生物社会のバランス〜』を読む(前編)

前回の『杉のきた道』(遠山富太郎)の読後に、そういえばスギ(ヒノキ科スギ属)は日本独自だが、潜在自然植生とは言われていないな、と考えた。潜在自然植生とは、人間が介入を停止した後、その森が向かう極相林(林相の最終形態)の植 […]

12.11Thu 2025

「間」を捉える木育の価値とは──森林と神道から着想を得たレジリエンスについて

森は、一度壊れても、時間をかけて何度でも甦る力を持っています。倒木が光を呼び込み、苔が土を覆い、小さな芽が少しずつ景色を変えていきます。この「折れても、揺らいでも、戻っていける力」を、私たちはレジリエンスと呼びます。人口 […]

12.4Thu 2025

里山に眠る資源「マーガオ」を国産スパイスとして食卓へ Oisixと日本草木研究所、食と森をつなぐ挑戦

食品サブスクリプションサービス「Oisix」を展開するオイシックス・ラ・大地は、国内の里山に眠る可食植物を研究・開発するブランド「日本草木研究所」と協業し、日本の森林資源を食卓へ届ける共創プロジェクトの第1弾として、オリ […]

12.4Thu 2025

世界の森が支える芳香植物の持続可能性 ― 林業家の父をもつ香料調達師ドミニーク・ロークの視座

ドミニーク・ロークの仕事と人物像を概観してみたい。彼は30年にわたり、芳香植物を求めて地球を旅してきた香料調達者であり、今年6月に出版された『香りの起源を求めて』の著者である。以下、同書の記述も引用しながら、訳者の私との […]

12.2Tue 2025

「森林の時間」が問いかける近代社会 ブローデルの歴史的時間構造を越えて

ブローデルと地理的な時間 アナール学派の泰斗であるフランスの歴史学者フェルナン・ブローデルが、大著『地中海』の中で掲げた歴史の3層構造は有名である。ブローデルは地理的な時間、社会的な時間、個人の時間の3層の時間構造を示し […]

11.28Fri 2025

日本列島で生き残ったスギが示す、これからの森づくり 遠山富太郎『杉のきた道-日本人の暮しを支えて』を読む(後編)

※前回のコラムはこちら「割りやすい」スギが日本を築いた 遠山富太郎『杉のきた道-日本人の暮しを支えて』を読む(前編) スギはどこからきたのか? 本書の後半は、書名通り、これほど日本人の生活に密着してきたスギは、そもそもど […]

11.20Thu 2025

食べることと共にあった木のぬくもり―食にまつわる道具が五感に訴える力

かつて、日本の食卓は木に囲まれていました。今でこそガラスの素材やプラスチックなどテーブルも素材のバリエーションがありますが、長きにわたり日本のテーブルは木材が主流でした。戦国時代に遡ればテーブルの代わりにお膳でしたが、木 […]

11.19Wed 2025

森林循環経済トークライブ Vol.1
地域の森はどう甦るのか フランス林業が生んだ適地適木に学ぶ
2025年12月12日(金) 20:00~21:30|オンライン

「森林循環経済トークライブ」は、森林産業・地域経済に携わる実務者とともに、現場の課題に向き合う知恵や実践例を対話形式で共有する新たなシリーズ企画です。注目の書籍などをきっかけに、著者・研究者・実務者の視点を交差させ、日本 […]

JA