中高層建築物における新たな木材需要を開発し、都市への炭素固定を推進
木材の総需要は長期的に減少傾向にあり、特に国産材の主用途である建設用材は、戸建て住宅着工数や人口動態の影響で縮小が懸念されている。一方、国産材の自給率は2023年に43.0%まで上昇。2014年頃から始まった木質バイオマ […]
私はプラチナ構想ネットワークの会長として、また東京大学の元総長として、長年日本の未来を考えてきました。今、世界は激動の時代にあるからこそ、私たちが目指すべき社会像を明確にし、自分たちの国を強くしていくことが何よりも大切だ […]
林野庁は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)において、日本の木材を活用した優れた事例を紹介する展示「Wood Change 2025」を開催する。会場は「フューチャーライフヴィレッジ」で、期間は9月23日から29 […]
生活者アンケートを活用した木造マンションに関する意識調査の第4弾では、「住宅の中で木材の取り入れを期待する空間」に焦点を当てる。 水回り空間は木材使用に慎重 前々回の記事では、木造マンションが鉄筋コンクリート造(以下「R […]
日本がいま直面する国家的課題ー2050年カーボンニュートラル、地域の持続可能性、そして資源自給の確立。これらに共通して必要なのが、「循環」に基づく社会の再設計です。その鍵を「森」に見出しているのが、小宮山宏編著による新刊 […]
大林組のグループ会社であるサイプレス・スナダヤと中部電力は、北海道釧路市に国内最大級規模の製材工場を新設し、2028年4月の商業生産開始を目指す計画を7月22日に発表した。両社は2024年11月に共同出資で釧路ウッドプロ […]
生活者アンケートを活用した木造マンションに関する意識調査結果の第3弾では、木造マンションに対する不安要因に焦点を当てる。 木造の信頼性と安全性を正しく伝えることが必要 前回記事では、木造マンションが鉄筋コンクリート造(以 […]
北海道は、道産の木材を使用した住宅を「HOKKAIDO WOOD HOUSE」として認定する制度を創設し、6月から運用を開始した。認定住宅を通して道産木材製品の魅力を発信するとともに、建築物の木造化・木質化を推進すること […]
生活者アンケートを活用した木造マンションに関する意識調査の第2回は、「Q. 一般的な鉄筋コンクリート造(以下「RC造」)のマンションと比較し、どれくらいの家賃であれば検討の対象となるか?」に対して得られた回答結果である。 […]
プラチナ構想ネットワークでは、「2050年までに9階建て以下の新規建築物を木造化・木質化する」ことをビジョンとして掲げ、木造都市の実現を目指している。近年、「技術の進歩」や「政策の後押し」により木造都市が注目されるように […]
非住宅建築の「木造・木質化」に関する最新技術とソリューションが一堂に会する「非住宅木造建築フェア2025」が6月4日、東京ビッグサイトにて開幕した。従来、木造建築は規模や耐火性能の面で限界があるとされてきたが、近年の技術 […]
住友林業は、茨城県つくば市に木造混構造6階建ての社宅を完成させ6月1日から利用を開始した。総戸数46戸のこの社宅は、中央部がRC造、両端が木造の平面混構造であり、これに対応した構法や部材のほか、合理化された設計・施工技術 […]
ログハウスブランド「BESS」を展開するアールシーコアは、木造建築の再塗装時に既存塗料を除去する作業が不要となる施工技術「リオペーク(BESSオリジナル下地処理剤と独自施工方法)」を開発した。従来の方法では不可欠だった費 […]
東京・日本橋兜町で建設が進められていた都市型ホテル「キャプション by Hyatt 兜町 東京」が6月30日に竣工予定だ。この地上12階建て・客室数195室のホテルは、主構造を鉄骨造とし、3~12階の外周部の柱や梁の一部 […]
木質バイオマスの新規需要に関して、木造都市の展開による建材の増加にも注目すべきだ。木造都市は、「まちの木造化・木質化」と定義している。とりわけ非住宅の木造化・木質化が進めば、大きな需要が期待できる。我々プラチナ構想ネット […]