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【木造建築を「現場」から再考する:2】意匠や造作の現場依存が招く負の連鎖 木質メリット最大化へ施工プロセスの工業化・標準化を

第1回で見たように、木造建築は技能不足と生産性低下に直面する建設産業にとって、工業化と省技能化を可能にする現実的な選択肢である。しかし日本の現場では、木造化は必ずしも「扱いやすい工法」として定着していない。木質建築では施 […]

中国銀行とバイウィルが挑む「J-クレジット地産地消」 岡山・広島・島根の森林価値を金融で地域循環

バイウィルは、中国銀行が展開する新たな金融商品に対し、J-クレジットの提供をこのほど開始した。中四国地方で創出された「森林吸収系」の環境価値を、預金や私募債を通じて地域企業へと還元する「地産地消」モデルだ。岡山・広島・島 […]

樺太・敷香に築かれた人絹パルプ産業都市 若き森林テクノクラートたちの足跡を訪ねて

今は少し行きにくくなってしまったが、ロシアがウクライナに理不尽な戦争を仕掛ける前、2015年の夏にサハリンを訪れたことがある。稚内からサハリン南部の港町コルサコフ(旧・大泊)まで、宗谷(ラ・ペルーズ)海峡を越え、159k […]

林野庁、新技術の実装加速へ2月3日・4日にシンポジウム開催 林業地域拠点のデジタル化とスマート機械・新素材の最前線

林野庁は、森林・林業分野における新技術の開発・実装を加速させるべく、2月3日・4日に、都内で2つのシンポジウムを開催する。デジタル林業を実践する先進事例を共有する「森ハブシンポジウム」と、最新の林業機械や木質系新素材の開 […]

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資源自給国家への転換と都市の木造化、産官学で挑む「岡山モデル」【森林循環経済シンポジウムレポート・前編】

国産材需要の停滞や林業の担い手不足といった課題が全国的に顕在化するなか、ヒノキ生産量全国1位を誇り、CLT(直交集成板)産業の集積地でもある岡山県では、「森林循環経済」の実装に向けた産官学連携の動きが加速している。202 […]

金剛組宮大工の技を応用した「束ね材」で特許取得 髙松グループ、人工林の循環利用と大径木調達の課題に挑む

髙松コンストラクショングループは、宮大工の伝統技術を応用した「束ね材」でこのほど特許を取得した。これはグループ会社である金剛組の知見を活かし、契(ちぎり)材のみで木材を束ねた工法で、分解し再利用することが可能だ。宮大工が […]

【#林業女子の日常】防寒フル装備で現場へ 冬の森林に向き合う女性たちのリアル

冬になると寒冷地では雪をまとった木々が連なり、まるで別世界のような美しい景色が広がります。しかし、冬の林業の現場は決して穏やかなものではありません。肌を刺すような冷たい空気や雪、凍結した足元、重い防寒装備など、冬ならでは […]

木材などから燃料や化成品を生産、先行する海外企業に学ぶ商用化のポイント―森林循環経済と化学産業:バイオマス化学の実用化に向けた企業の取組み(1)

前回は、バイオマスの転換技術を紹介しました。今回は、それらの転換技術を活用し、実用化に向けて動き出している企業の取り組みを紹介します。 日本国内では製紙会社が実証段階へ 海外ではすでに、廃植物油や非食用トウモロコシなどの […]

野村不動産グループ、全ての調達木材を対象とするガイドライン策定 生物多様性方針を踏まえたサプライチェーン管理を強化

野村不動産ホールディングスは、サプライチェーン全体で調達するすべての木材および木材製品を対象とした「野村不動産グループ 木材調達ガイドライン」をこのほど策定した。2030年までに森林破壊・土地転換ゼロという目標を掲げ、ト […]

【オーストリア視察レポート】文化×環境×構造のバランスが導く「高品位森林業」の要件

パスポートのスタンプの数からすると、25回目のAustria(オーストリア)出張だった。今回は私を入れて16名のグループで、プラチナ構想ネットワークとの共同企画にて実施したAustria森林業の視察ツアーであった。私は林 […]

「身体に木が触れる」感覚を取り戻す―日本の生活文化における恩恵と現代社会での循環

日本は古来より、国土の約7割を森林が占めるという環境の中で、木と深く関わりながら生活文化を築いてきました。日本にとって木というものは資源としてだけではなく、生活の基盤でもあり木材の利用は生活のあらゆる場面にありました。ま […]

【オーストリア林業に学ぶ素材生産革新:1】製材所の寡占化と高速生産が生んだ価格競争力

林業の生産性はなぜ上がらないのかー。人手不足とコスト増が続くなか、現場の仕組みをどう変え、地域産業としてどう持続させるかが問われている。提言から実践フェーズに移っている「プラチナ森林産業イニシアティブ」は10月17日、「 […]

森林を放置したらどうなる…「潜在自然植生」という視点 宮脇昭『植物と人間〜生物社会のバランス〜』を読む(前編)

前回の『杉のきた道』(遠山富太郎)の読後に、そういえばスギ(ヒノキ科スギ属)は日本独自だが、潜在自然植生とは言われていないな、と考えた。潜在自然植生とは、人間が介入を停止した後、その森が向かう極相林(林相の最終形態)の植 […]

万博の記憶を刻んだ木材を未来へ繋ぐ 積水ハウスと東大が挑む解体材の循環モデル「旅するCLT」

積水ハウスは、東京大学の「KUMA LAB」等と産学協働で、大阪・関西万博の日本政府館(日本館)に使用されたCLT(直交集成板)を再利用するプロジェクト「旅するCLT」をこのほど発表した。万博終了後に解体される部材を一度 […]

通話圏外の森林でもつながる業務用無線機の活用で「林業の安全」を守る JVCケンウッドと全国森林組合連合会が連携協定を締結

JVCケンウッドと全国森林組合連合会(全森連)は、「林業労働安全対策の強化」に関する連携協定書をこのほど締結した。森林内でも安定した通信を確保できる業務用無線機の普及や現場での実証実験、安全教育を推進する。通信技術による […]

地図から消えた山道を次世代へ ― 十津川村・西熊野街道再生プロジェクトの挑戦

奈良県南部を中心に、和歌山県・三重県へと広がる紀伊山地は、深い森林と急峻な山稜が連なる、日本でも有数の広大な森林圏です。この山岳地帯には、古くから人々の祈りと暮らしを支えてきた吉野・大峯、高野山、熊野三山といった霊場が点 […]

JA