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木質バイオマス

木材を原料とした再生可能なバイオマス資源

8.12Tue 2025

なぜいま日本に「森林循環経済」が必要なのか 資源自給・生涯成長・住民出資のプラチナ社会を目指す決意

私はプラチナ構想ネットワークの会長として、また東京大学の元総長として、長年日本の未来を考えてきました。今、世界は激動の時代にあるからこそ、私たちが目指すべき社会像を明確にし、自分たちの国を強くしていくことが何よりも大切だ […]

8.4Mon 2025

脱炭素社会実現の鍵・リグニン利用技術の確立へ、微生物の代謝を活用する研究が活発【炭素耕作で未来を耕す】

脱炭素社会の実現には、石油への依存を減らし、持続可能なマテリアル原料を確保することが不可欠である。この課題に対して、植物細胞壁の9〜32%を構成するリグニンが大きな注目を集めている。リグニンは、年間約200億トン生産され […]

7.25Fri 2025

【新刊】小宮山宏編著『森林循環経済』が描く2050年へのビジョン―資源国家・日本の再構築は「森」から

日本がいま直面する国家的課題ー2050年カーボンニュートラル、地域の持続可能性、そして資源自給の確立。これらに共通して必要なのが、「循環」に基づく社会の再設計です。その鍵を「森」に見出しているのが、小宮山宏編著による新刊 […]

7.19Sat 2025

三菱ケミカルグループが豪州Licella Holdings社に出資 使用済みプラスチックやバイオマスの油化事業を拡大へ

三菱ケミカルグループはコーポレートベンチャーキャピタル子会社のDiamond Edge Ventures, Inc.を通じて、使用済みプラスチックやバイオマスの油化技術を有する豪州Licella Holdings Ltd […]

7.10Thu 2025

廃木材や森林未利用材を高品質な発電用チップに 地域の循環経済に貢献する三蓉エンジニアリングが評価優良企業に

木材や木質系廃棄物の破砕・選別設備の機械設計メーカーである三蓉エンジニアリングが、ひろしま産業振興機構が実施する「中小企業成長プラン策定支援事業」において評価優良企業に認定された。木材資源を有効利用する総合的な技術力と製 […]

7.9Wed 2025

森林循環経済におけるバイオマス利用の基礎としての炭素中立性 ランドスケープアプローチが鍵に

各所でみられる木材利用の議論の前提になっているのは、森林バイオマスがカーボンニュートラル(炭素中立)であるということだ。しかし、この考え方を的確に説明できる人は案外少ないように思う。「森林循環経済」を構想する際の基礎とな […]

7.8Tue 2025

木材の優れた天然構造を活かした「形態維持型セルロース素材」で広がる可能性【炭素耕作で未来を耕す】

2015年12月、フランス・パリで開催されたCOP21で採択されたのが「パリ協定」です。この協定は、すべての参加国に温室効果ガス削減目標の設定を求めています。日本は2020年、当時の菅首相が「2050年までに温室効果ガス […]

7.8Tue 2025

原料バイオマスを探る(1) 植物の特徴や性質を解き明かすキャラクタリゼーションが重要

化石資源への代替にバイオマスを活用する試みが盛んに検討されているが、この種の取り組みは過去にも何回かブームがあったようだ。木材を原料とした液体燃料の製造などは第2次世界大戦の前後からも多数の試みが世界で行われていたようで […]

7.7Mon 2025

地球温暖化対策にも貢献する「バイオマス資源」―森林循環経済と化学産業(2)

前回の振り返りとして、我が国における化学産業の製造プロセスを、原料から化成品の生産まで改めて見ていきましょう。 化成品の製造プロセス ~原料から製品まで 我が国の化成品は、主に化石資源である輸入原油(13,504万kL) […]

7.4Fri 2025

使用済みプラスチックの再資源化で循環経済を加速 ENEOSと三菱ケミカルがケミカルリサイクル設備を竣工

ENEOSおよび三菱ケミカルが茨城県神栖市の三菱ケミカル茨城事業所で建設を進めていたケミカルリサイクル設備が完成し、7月2日に竣工式が開催された。プラスチック油化の実現に向けた新設備によって廃プラスチックからリサイクル生 […]

7.3Thu 2025

東洋エンジニアリング、地域分散型のグリーンメタノール製造を可能にする小規模プラント向け反応器を開発

東洋エンジニアリングが、グリーンメタノール製造に最適化された小規模プラント向け反応器「MRF-Z Neo(TM)」を開発したと7月2日に発表した。この技術は、これまで大規模プラントで培われてきた同社の知見を応用したもので […]

6.24Tue 2025

森から始まる、ものづくりと公益的価値―バイオマスの〝全流域〟を成長分野に

持続可能な社会の実現へ、次代の中核産業として期待が集まる木質バイオマスビジネス。その普及には資源供給へ向けた森林の経営から、これを用いたバイオものづくりまで、カバーすべき分野も広い。150年の歴史をもつ製紙会社ならではの […]

6.23Mon 2025

木の地産地消・まちの木造化・木質バイオマスが地域を潤す―富山県西部・森林資源フル活用の挑戦(2)

清らかな水と豊かな森に囲まれた富山県西部地域。この地でいま、地域の恵みを最大限に活用し、自給自足に近い形で資源とエネルギーを賄う「新しい森林文化」を創造しようとする動きが進んでいる。その核となるのが、地域内で森林資源を循 […]

6.17Tue 2025

森林資源フル活用の直接経済効果は2050年時点で4.7兆円と試算―森林循環経済総論(5)

これまでに述べた森林循環経済の展開を想定し、木質バイオマスの需給やその効果を試算してみた。バイオマス化学や木造都市の進展で木質バイオマス需要は大幅に拡大する。さらにパルプ・紙用材や燃料材なども加えると、2050年時点の国 […]

6.16Mon 2025

『森林循環経済』創刊記念ウェビナー(Webinar)
「森林循環で創出する未来」
2025年7月10日(木曜日) 13:00~17:00

今回の『森林循環経済』創刊記念特別セミナーでは、この『森林循環経済』を加速させる様々な人たちによる話題提供とディスカッションを展開します。

6.12Thu 2025

バイオマス資源を核に企業と社会の大変革を 燃料に製品に広がる可能性

カーボンニュートラルにおいて最も重要となる、温室効果ガス削減へ向けた試み。なかでも森林循環経済という点で、大きな期待を寄せられるのがバイオマス資源の活用だ。プラチナ森林産業イニシアティブのメンバーとして、専門の化学工学の […]

JA