私たちは、森林が乱伐されると山地の保水力が低下して土砂が大量に流下し、天井川を形成したり河口部にある港湾の水深を損なったりすることを学んでいる。だから防災のためにも森林を保全すべきという認識も持っている。一方で、なぜ森林 […]
森林は、CO2を吸収・固定することで、地球温暖化防止に貢献する。その有効利用は、カーボン・ニュートラルの実現に向けて石油、石炭、天然ガスなどの化石資源が使えなくなる中で、化石資源ベースからバイオマス資源ベースの社会経済へ […]
東濃ひのきやスギなどの銘木を産出する岐阜県白川流域から、木材産業のGX(グリーントランスフォーメーション)を進める新たな取り組みが始まった。東濃ひのき製品流通協同組合は、白川ローカルサプライチェーン(LSC)の構成事業者 […]
山梨日日新聞社とプロジェクトデザインが共同開発したカードゲーム「moritomirai(モリトミライ)」が、新しい「森育・木育」を推進する教材として注目を集めている。「森の未来」について考えるこのユニークなツールは、学校 […]
住友林業とレンゴーは4月23日、木質由来のバイオエタノール生産に関する基本合意書を締結したと発表した。住宅建設現場から発生する木くずなどの建築廃材を原料とし、持続可能な航空燃料(SAF:Sustainable Aviat […]
林野庁は、2050年のネット・ゼロ実現と生物多様性保全に向け、企業・団体による森林づくり活動を表彰する「森林×ACTチャレンジ2025」の募集を4月21日に開始した。民間主体の持続可能な取り組みを社会に広く発信し、次世代 […]
群馬県みなかみ町とスターバックス コーヒー ジャパンは、地域資源を活かした持続可能な社会の実現に向けた新たな取り組みを開始した。4月21日、「利根川源流から始める豊かな森林と人を育む連携協定」を締結。間伐材など地域の森林 […]
森林・林業・木材に関するITビジネスを展開する森未来は、1万点を超える木材情報を統合・構造化した総合木材データベースの社内運用をこのほど開始した。内装材を中心に、森林認証材や各地の地域材を含む1万点超の木材情報を収録し、 […]
山形県飯豊町の林業者らが4月19日よりアートイベント「白川湖の水没林ライトアップ」を開催する。春の雪解けによって湖岸のシロヤナギ林が水に沈む自然現象「水没林」を活用し、光と闇が織りなす幻想的な景観を演出する。実施にあたっ […]
京都府福知山市は3月26日、福知山地方森林組合、伊東木材と「循環型森林整備の推進に関する協定」を締結した。これは京都府内で初めての官民連携による取り組みとなる。利用期を迎えた市内の人工林を対象に、「伐って、使って、植えて […]
長谷工コーポレーションは4月10日、住宅・木材関連事業を手がけるウッドフレンズの普通株式に対する公開買付け(TOB)を開始した。同社を完全子会社し、住宅事業における付加価値向上とともに、木質資源の利活用を視野に入れた新た […]
スギ花粉の発生源を高精度で可視化する「花粉発生源解析サービス」を、4月9日にwoodinfoが正式リリースした。衛星画像、ドローン、地上実測を組み合わせた「統合型モニタリングシステム」により、花粉の発生量を特定する。対象 […]
重機や車両が入れず、作業員も年々減少する——山間部の林業現場が抱える課題に、空からの解決策が登場した。トルビズオン(福岡市)などは、3月に福岡県添田町の山間部において、大型物流ドローンを用い約4トンの林業資材を空輸する実 […]
セブン工業は、非住宅分野における木造建築の実用化を推進するため、岐阜県美濃加茂市の自社敷地内に大型木造倉庫を建設し、2月に完成させた。耐震性・耐火性に優れたCLT(Cross Laminated Timber)工法と、2 […]
日本製紙と静岡県湖西市は3月27日、「持続可能な森林協働に関する協定」を締結した。市内の分収契約造林地(湖西分収林)を対象に、スギ・ヒノキ人工林の間伐を軸とした持続可能な森林経営計画を策定。間伐によるCO2吸収量の増大を […]