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木質バイオマス

木材を原料とした再生可能なバイオマス資源

6.12Thu 2025

バイオエタノールを活用したクリーン燃料の製造技術を開発するiPEACE223に三菱重工が出資 脱化石燃料の新たな選択肢に

三菱重工業が、バイオエタノールからクリーン燃料や化学品原料を製造する技術を持つスタートアップであるiPEACE223への出資を6月11日に発表した。再生可能資源を活用し、化石燃料依存からの脱却を目指す取り組みの一環となる […]

6.2Mon 2025

未来をつくる3つの領域/木を伐り、活かし、都市に固定する「循環の輪」―日本の森林が支える循環社会(4)

森林を守るために、木を伐る――。そう聞くと、直感的には矛盾しているように思えるかもしれません。しかし、先に見てきたように、木は成長とともにCO2の吸収力を落としていき、老いていくと、かえって炭素の貯蔵庫としての機能を失っ […]

5.23Fri 2025

森林資源と廃棄物から「グリーンメタノール」を製造へ TREと三菱ガス化学が提携し事業化を検証

TREホールディングスと三菱ガス化学は、国内初となる商業規模の「グリーンメタノール」製造・販売事業に向けた戦略的業務提携の開始を5月22日に発表した。木質バイオマスおよび廃棄物を原料とする次世代燃料の事業化について共同で […]

5.22Thu 2025

木材から年間3000トンの糖液を生産へ 王子HD、国内最大級の木質バイオマス実証プラント竣工

王子ホールディングスは、鳥取県にある王子製紙米子工場敷地内に建設した「木質由来糖液・エタノール製造パイロットプラント」の竣工式を5月21日に実施した。同施設は、糖液で年間最大3000トン、バイオエタノールで年間最大100 […]

5.21Wed 2025

「森林は素晴らしい」という日本国民のコンセンサスを作っていけば「森林循環経済」は成立する

株式会社トクヤマは山口県徳山町(現・周南市)で当時輸入品に依存していたソーダ灰の国産化をめざして1918年に創業。現在は化成品(ソーダ・塩カル・クロルアルカリ・塩ビ)、セメント(セメント・資源)、電子先端材料(高純度多結 […]

5.11Sun 2025

出発点としての山林、その経営と課題―林業を核にした地域経済の再生に賭ける

森林経済の未来を考えるとき、その出発点はとりもなおさず山林という〝現場〟だ。株式会社三菱総合研究所に在籍後、プラチナ構想ネットワークのスマート林業WG事務局で主任研究員を務めるなど、同分野のキャリアも長い株式会社アルファ […]

5.8Thu 2025

石油からバイオマスへの転換は、林業・製材施設と化学プラントの連携が鍵—森林循環経済総論(2)

木質バイオマスの新規需要は、石油化学からバイオマス化学への転換で発生する。カーボン・ニュートラルの実現に向けて、2050年時点で化石資源はほとんど活用できなくなる。これは燃料としてだけでなく、原料としても同様である。一方 […]

5.5Mon 2025

森林・林業のゲームチェンジで日本の経済安保と地域創生を促す―森林循環経済総論(1)

森林は、CO2を吸収・固定することで、地球温暖化防止に貢献する。その有効利用は、カーボン・ニュートラルの実現に向けて石油、石炭、天然ガスなどの化石資源が使えなくなる中で、化石資源ベースからバイオマス資源ベースの社会経済へ […]

4.24Thu 2025

住友林業とレンゴー、木質バイオエタノール生産で協業 建築廃材を「持続可能な航空燃料」の原料に活用

住友林業とレンゴーは4月23日、木質由来のバイオエタノール生産に関する基本合意書を締結したと発表した。住宅建設現場から発生する木くずなどの建築廃材を原料とし、持続可能な航空燃料(SAF:Sustainable Aviat […]

JA